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夢の星

『夢の星』

変わる、ということは寂しいことだと思うようになりました。
子供から大人になることは、変わることですが、いつ、変わるのでしょうか。
いつ、という明確な瞬間はないのだ、徐々にそして自然にいつしか変わっているものなのだ、と言われるかもしれません。
だけど、僕はなぜだかその、瞬間、があったような気がします。
記憶のかなり奥の方のなかなか届かない場所に、変わることを決めた瞬間がしまい込まれているような気がするんです。
そして僕は、変わる前の、変わることを決めた僕がいたことを忘れて、いま生きているような気がします。
その変わる前の僕のことを思うと、何だか寂しくなるんです。

日程

2012年10月17日(水)~21日(日)
/全8公演

会場

アトリエ春風舎


作・演出

玉田真也

出演

海津忠(青年団)
石松太一(青年団)
菊池佳南(青年団)
木下崇祥
小瀧万梨子(青年団)
島田桃依(青年団)

スタッフ

舞台美術:濱崎賢二
照明:井坂浩
演出助手:栗田優香
制作:三輪塁、角北龍

http://www.komaba-agora.com/line_up/2012/10/tamada/