『ご飯の時間』
僕の故郷は石川県の内灘町という、海と湖に囲まれた島です。
海と湖と書くとなんか美しい感じがしてきますが、これといった産業もなく、夜9時になればメインストリートの灯りが全て消え、商店街のシャッターは全て降りるような、そのシャッターが潮風の影響でくまなく錆びているような、そういう町で、かといって人口数百人の集落とか、そういう突き抜けた感じの田舎でもなく、煮ても焼いても食えないような、まぁそういう田舎なのです。
この作品は、そういう町から出て行った人の故郷に対する感慨とか、出て行かなかった人の生活、とかを考えながら書こうと思います。
よろしくお願いします。
日程
2013年3月27日(水)~31日(日)
/全8公演
会場
アトリエ春風舎
作・演出
玉田真也
出演
井上三奈子(青年団)
海津忠(青年団)
伊藤毅(青年団/643 ノゲッツー)
木下崇祥
小瀧万梨子(青年団)
玉田真也
スタッフ
舞台美術:濱崎賢二(青年団)
照明:井坂浩(青年団)
制作:三輪塁(レティクル東京座)